■ほんむら古民家の現地調査を行いました
先日、マルシェメンバーの冨田さん、藤上さんと一緒に
本村にある古民家の現地調査を行いました。
この古民家は、これから地域の人がゆるやかに集まれる場所として
少しずつ活用していけたらと考えている建物です。
今から基本計画をねっていき、実施設計につなげていくわけですが
まずは建物の状態を自分たちの目で見てみようということで、
今回の現地調査になりました。


■建物の状態を確認
建物の中を細かく見ていくと、
やはり長い年月を経てきた建物だということを実感します。
床が抜け落ちそうになっている場所があったり、
雨漏りの影響で天井板が歪んでいる部分があったり。
広縁の角の床も、
少し体重をかけると沈み込んでしまいそうな状態でした。
部屋によっては天井や壁が少し傾いているように感じる場所もあり、
この建物が長い時間を過ごしてきたことを静かに物語っているようでした。


■畳をはがして床下の確認
畳をはがしてその下の座板をはがすと、床下の地面があらわになります。
床下はというと、湿気を帯びている様子で、
少しカビのにおいも感じます。
この場所は山手から下がってきた場所の、ふもとにある土地でもあり、
ある程度は想像していた環境ではありました。
床下の環境は古民家にとってとても大事な条件となります。
今後の改修では床下に土間コンクリートを打つことも検討しようと、冨田さんとも話しました。
今回は仮補強をして床を塞ぐことにとどめました。


■白蟻被害の確認
先程の畳をはがした部分ですが、
足固めの柱に取り付くところが白蟻の被害を受けており、
かなりスカスカになっている状態でした。
根太掛けも外れかかっていて、
よく見ると柱の根元にも食害の跡が見られます。
柱の補修も含めて、
構造部分の改修を考えていく必要がありそうです。
■現地調査の合間のひととき
音楽をかけながらリラックスした休日の現地調査。
合間には畳の部屋に集まって少し休憩も。
藤上さんが先日長崎へ行ったとのことでお土産を持ってきてくれて、
コーヒーを飲みながらひと息。
その時間を使って、
3月28日に開催する2回目のマルシェについても
少し打ち合わせをしました。
日曜日の彦島は本当に静かで、
少し春の気配を感じる暖かい日でした。
気が付くと、あっという間に時間が過ぎていました。


■古民家の横の水路
古民家の横には小さな水路があります。
以前は手長エビを発見した水路です。
今回、その水路の中をのぞいてみると
ドンコが泳いでいるのを見つけました。
こういう小さな自然が残っていることも、
この場所の魅力の一つであり、この環境を含めずっと大切に残していきたい、大切にしてけたらと願わずにはいられません。

■この場所をどんな場所にしていくのか
この古民家をこの場所を、これからどんな場にしていくのか。
今はまだぼやーとしたイメージがいくつかあるだけ。
これからいろいろな人の声を聞きながら
少しずつ形にしていけたらと思っています。
次回のマルシェでも、
ぜひ皆さんのアイデアやご意見を聞かせてください。
マルシェに来られない方でも、
「こんな場所になったらいいな」という声があれば
ぜひ教えていただけたらうれしいです。
そうすれば今はぼやーとしたイメージの解像度も少しずつ上がっていくことと思っています。
これからは今よりも少しだけ多くのメンバーに参加してもらいながら、
ゆっくりと、でもしっかりと考えて進めていきたいと思っています。
古民家のことや建物のことで気になることがあれば、
どうぞお気軽にご相談ください。
▶ ホームページはこちら
(うみべのまちの小さな設計事務所)
設計事例や活動ブログも掲載しています。
■第2回 ほんむらさんさんマルシェのお知らせ
そして、
第2回となるほんむらさんさんマルシェを開催します。
前回と同様にたくさんの人に
ほんむらひろばに集まってもらえたと思っています。
お店を楽しんだり、
ゆっくり話をしたり、
のんびり過ごしたり。
そんなほんむらと特有の特別時間が流れる場所になればいいなと思っています。
ぜひ、ふらっと遊びに来てください。


