今回は下関市長府での平屋の計画です。
クライアントのKさん。現在は関東圏にお住いでUターンで数年以内に下関に戻ってこられるとのこと。
今のお仕事がコロナの影響もあり,ほぼリモートワークでできるようになったので下関に戻ってこられるにあたり、新居を計画したいとご相談を頂きました。
個人的には地方分散が少しずつ進んできた方がいいのではと感じているので、うれしいことです😌
最初の出会いは、Kさんがブログの中庭でつながるこのじの家 を見てもらい、ホームページから問い合わせいただいたことから始まりました。新しい出会いに感謝です😊
Kさんはまだ下関に戻れる状況ではないということから、土地探しからお手伝い。
愛車のセレナを走らせ安岡・長府方面を見て回ります。
旧宅地で解体後の更地の土地や、造成団地を10か所程度見てまわり、長府に新しい造成団地の土地が1ヶ所残っていました。周りが調整区域ということもあり空き地が広がっていて見通しの良い土地が見つかり、ご紹介したところKさんも気になっていたとのこと。
まずはこの土地で計画を進めることになり、プランのご希望を聞き取り。
・行橋の中庭でつながるこのじの平屋のプランを気に入っていただいているとのことだったので、平屋で中庭付のプランで進めることに。
・なんといっても露天風呂のご希望
・シャワーブースを風呂とは別に欲しい
・中庭で仲間と一緒にバーベキューをしたい
・小さくてもいいのでリモートワーク用の書斎
・料理もするので広めのキッチン
・ダイニングはカウンタータイプがいい
などなど。
それではいざプランニング開始です😚
基本はお気に入りの行橋の平屋プランですすめていきます。
・中庭は建物に囲まれ、プライベート空間として使えます。
・中庭デッキ側に大きな窓を設け、周りからの視線は気にならないように室内に光を取り入れる。
・露天風呂は北西側、周りは空き地が広がっており、調整区域で今後建物の建つ可能性も低いので、景色を独り占めできる露天風呂に
・玄関側から中庭に行くこともできます
・玄関を入るとメインのホールとシューズクローク+ウォークインクローゼットを通る2つの動線。
・玄関の壁にはアクセントとして焼杉貼りの壁、露天風呂周りは腰高さまでタイル貼り。
露天風呂の目隠し壁も焼杉を貼ります。
・周りの環境と調和するよう、建物の高さは抑え屋根勾配はゆるやかに。威圧感を与えないようという思いからです。
・北側のリビングと事務スペース側にはハイサイドライトを設け安定した明るさを日中取り入れられるように。
そして今回も模型を作っていきます。
今回は模型作成中の写真もたくさん撮ってました😊
露天風呂はタイル貼りで計画です
玄関の様子、壁は焼杉板貼りです
露天風呂には植栽を植えてライトアップ
いい雰囲気になりそうです。
今回はリモートでの打合せなので建築模型の写真だけお送りして打合せ。
また下関に戻られたときに実物を見てもらいたいと思っています😄
これからさらに細部を詰めていく打合せをしていきます。
続きはまたご紹介していきますね🐰