●アメリカンヴィンテージテイストのマンションリノベーション計画・施工中/下関市長府

下関市長府マンションリノベーション

2025年の4月から約4か月打合せを重ねた下関市のマンションリノベーション現場ですが、8月のお盆明けに着工し約3週間がたちました。

ご相談いただいたGさん、ご主人がヴィンテージアメリカンテイストの空間にしたいと、進む方向は初めからはっきりしていました。
・無骨な荒々しい素材が好き。
・コンクリートの古びた感じを出したい。
・自分の部屋にはアメリカンフェンスを採用したい。

Gさんの頭の中では自分の”好き”がはっきりしているので、こちらとしては形にするお手伝いをするだけですね。

極力壁、床、天井をコンクリート躯体を現しにしたかったのですが、断熱や結露対策、防音対策を考えると意外にコンクリートむき出しにできるところは少なくなってしまいました。
壁の一部と梁の一部をコンクリートむき出しにする方向となりました。
コンクリートに直接貼ってあったクロス、石こうボードをはがすと無骨なコンクリート壁が見えてきました。クラックが入っている部分は補修しますが最低限の補修で元の無骨なコンクリートを見せていきたいところです。

キッチン流し台と洗面台は造作となりました。

キッチンは以前川棚古民家で採用したモールテックスの造作キッチンに。2600mm×900mmの広く使える流し台になります。
コンクリート壁現しの空間に、モールテックスのキッチンが入る姿を想像してワクワクしてます。

荒々しいコンクリートはそのまま現しに
LDKはカバのアンティーク調フローリング貼り
秘密基地エリアはアメリカンフェンスが立ちます

玄関周りはタモのヘリボーン貼り

工事はまだまだ始まったばかり、完成は11月を予定しています。
11月には完成見学会を開催予定です。

これから先、床のフローリングを引き続き張っていきます。
リビングにはカバ桜の濃いめのアンティーク風フローリング
ホール・廊下はタモのフローリングのヘリボーン張りを予定しています。
現場が進んでいくというのは、なにかテストの後の答え合わせをするようで、何度経験してもドキドキワクワクしています。

イケベ住宅建築ホームページ